芸能事務所に入ってわかったことをまとめてみた

はじめまして、しお里です。

 

役者を目指して上京し、芸能事務所に初めて所属し、もうすぐ1年が経とうとしています。めちゃくちゃ早かったし、めちゃくちゃいろんなことがありました。

なんとなく自分の中で留めておくのが惜しいので、この1年でわかったことや、自分なりに気がついたことをまとめておこうと思います。

(わたしは所属していた事務所を辞め、ひとまずフリーで活動していきます。)

どんな事務所を選んだらいいかというのは人それぞれなのでここでは触れませんが、所属にあたってこういうことに気をつけようね!ということを書きます。あなたの参考になれば幸いです。

(あくまでも1年間いた感想なので、軽い感じで見ていただけるととっても嬉しいです。)

 

 

 

 

 

 

それではいきます!

 

 

 

 

 

 

・契約書は最後まで読もう

 


文字も多いし分かりづらいし、と面倒に感じられる契約書。しかしこれは所属する上で一番大切なものです。後で聞いてなかった知らなかったと言っても遅いので、しっかり読みましょう。

もし、読んでわからないことがあれば遠慮なく質問しましょう。きちんとした事務所であれば答えてくれるはずです。

契約書を交わすときに、早くサインをするよう急かしてきたり、なあなあにする所は疑っていいです。

できるならば一度持ち帰って、冷静な気持ちでサインをするのが良いでしょう。

 

 

 

・タレント同士仲良くしよう

 


はじめてレッスンを受ける時はやはり緊張が大きいと思います。あなたのできる範囲からでいいのでコミュニケーションをはかりましょう。わたしは他のタレントよりもはやく売れたい!とバチバチに闘志を燃やしていたあまり仲間を敵視しすぎて、なんとなく居心地が悪くなってしまいました。馴れ合うのではなく、適度な距離で仲良くしておいたほうが過ごしやすくていいです。


補足ですが、人数の少ない芸能事務所の場合、事務所の中で一番売れているタレントと接する機会もあるでしょう。

もし話せるなら、できるだけ多くコミュニケーションを取ることをお勧めします。

事務所のこと、どんな仕事を貰えるか、そして、どうしたら仕事をコンスタントに取れるかなどのノウハウを教えて貰えるようになればベストです。


誰に対しても、媚びる姿勢はすぐに見透かされて警戒されます。真摯に学びたいという気持ちを持って話しに行きましょう。

 

 

 

・社長やマネージャーとはたくさん話そう

 


私は、緊張しすぎて社長とコミュニケーションが取れず、「なにを考えているのか分からない」と言われてしまいました。

その経験から、目上の人なので気軽に話し掛けてはいけないと思いすぎるのもよくないと感じました。

事務所から貰う仕事や、レッスンのこと。それから、今後どういうふうに活動していきたいと思っているかなど、自分の意見をちゃんと伝えておくと活動しやすいです。


やはり何回もコミュニケーションを取っているタレントはいざと言う時にちゃんと目をかけてもらえるし、なにかと優先してもらえたりなどします。上の立場の方とはいえ、人間ですからね。人と人が近しくなるにはやはりコミュニケーションを密に取ることが1番でしょう。

 

 

 

・まとめ

 

・しっかりと契約書を読む

・わからないまま判子を押さないこと

・事務所にいる人とは積極的にコミュニケーションを取る(社長やマネージャーなど上の立場の方でも臆せずに!)

 

 

 

芸能を始めたばかりの人にとって、自分を売り出してくれるという大事な役割を担う事務所。

大手から小さいところまで、たくさん事務所は存在します。もし、方針が自分に合わなければ辞めてもよいのです。入ってみなくちゃわからないことなんてたくさんありますから。

 

芸能界というと特殊な所に思われがちですが、初心者に求められていることは技術云々よりもまず人柄だなあと痛感しました。

最初から、抜群に技術がなくとも、やりたいという気持ちと、情熱があれば上達はしてくるものだと思います。まずは、上の立場の方にどう自分をアプローチして認めてもらえるかだと思います。

 

あなたに合うところが見つかって、力が最大限に引き出せることを祈っております!(わたしもがんばります!)